山車に据え付けられた太鼓の音が無数に重なる小倉祇園祭は、映画「無法松の一生」で有名な祇園太鼓に象徴される勇壮な祭り行事です。関ヶ原の戦いの功により、40万石の大名に任ぜられた細川忠興公が、慶長7(1602)年に大規模な小倉城の築城を始め、元和3(1617)年に、城下町としての繁栄のために祇園社を創建して領内の総鎮守とし、翌年から行なった祇園祭が始まりといわれています。
明治以降からは祭りが次第に変化していきました。飾り付けた山車や踊り屋台が、今日の太鼓を据え付けた山車になり、若衆がその太鼓を威勢よく打ち鳴らして町中が勇壮な太鼓の音でおおわれる・・・小倉祇園が太鼓祇園と言われる由縁です。
祭りのハイライトは太鼓の競演会で、山車を有する町内ではともに腕を磨き、揃い浴衣に身を包んだ大人組、少年組100チーム以上が参加し、伝統の太鼓の打法を競い合います。
7月1日(月) | 19時 | 打ち初め式 | 魚町二・三丁目銀天街 |
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19日(金) | 宵祭り | ||
20日(土) | 15時半 | 第66回太鼓競演大会 | 小倉城大手門前広場 |
21日(日) | 12時 | 第25回据え太鼓競演会 | 小倉城大手門前広場 |
18時半 | 第39回太鼓広場 | 小文字通り | |
お問い合わせ | 小倉祇園太鼓保存振興会事務局 TEL : 093-562-3341 FAX : 093-562-3349 |
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公式HP | http://www.kokuragiondaiko.jp/ |