戸畑祇園大山笠行事の起源は、飛幡八幡宮の記録によると、江戸時代後期の享和3(1803)年に行われた、疫病退散祈願の成就を祝う奉納行事とされています。以来2世紀あまり、町内有志により伝統を遵守しつつ受け継がれてきました。昭和55年に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
戸畑祇園の大きな特色は、昼と夜でその姿が大きく異なることです。昼は、山笠本来の姿と言われる幟山笠で、格調高く華麗な姿を披露します。そして夜には、昼の古式ゆかしい幟山笠が、飾り物を外し、12段、309個の提灯に彩られた光の大ピラミッドへと姿を変えます。
昭和29年から始まった「戸畑祇園大山笠競演会」は、祭り期間中1番の見どころで、中日の夕刻に開催されます。東、西、中原、天籟寺の4基の大山笠と、それぞれの地区の中学生が担ぐ4基の小若山笠、計8基の山笠が勢ぞろいするさまは圧巻です。
日程 | 7月26日(金)27日(土)28日(日) (毎年第4土曜日を含む3日間) 26日 初日 各山運行 27日 中日 大山笠競演会(18:00〜21:00) 28日 楽日 各山運行 |
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お問い合わせ | 戸畑祇園大山笠振興会事務局(戸畑区役所内) TEL : 093-871-1501 FAX : 093-871-4807 |
公式HP | http://tobatagion.jp/ |