小倉北区にある黄金（こがね）市場をぶらりと訪れました。
昭和初期から建てられたというこの市場は、
狭い路地や軒を連ねる小さなお店など、
味わい深く、なつかしい空気を感じました。
そんな市場の中を歩いていると、
たくさんの花に囲まれた花屋さんの前で足が止まりました。
そこには、おおぶりなピンクの花びらをした「ユリ」の花が・・。
白や黄色にオレンジなど、森林や草原に自生し、
深く濃厚な蜜の香りを漂わせる「ユリ」・・。
見つめているうちに、部屋に飾りたくなったため、
色の濃淡があるなか、薄いほうのものを購入しました。
初夏の香りと、黄金市場のなつかしい香りに包まれ、
こころも足も軽やかになりました・・。