北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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洞海湾の工場

洞海湾を前にする工場の姿を撮影しました。
夕方の明るい時間帯に
JR黒崎駅の北口から、歩いてみることにし、
左上に黒崎バイパス、右手に大きな工場群がある歩道を
道に沿ってずっと歩くと、
洞海湾の根っこのような部分にある本城橋を渡ったころ、
皿倉山が見え始め、そのまま湾岸沿いを行くと、
高い煙突と工場が見えました。
この時点では、とくになんら大きな変化はありませんでしたが、
日の入りが早くなったこの頃、午後6時半を過ぎると、
あたりは暗くなり、少しずつ外灯の光が目立ちはじめました。
でもなんだか、頭で想像していた印象と違い、
ぱっとしない感じがしたので・・、
そのまま、そこに居ることにすると、
午後7時を過ぎたころ
ほとんど、周囲は暗闇につつまれ、
皿倉山山頂に“50”の灯りがかがやき、
気がつくと、工場群は、白い外灯に包まれていました・・。
頭の中では、工場夜景が焼き付いていたにもかかわらず、
現地到着時間がやや早かったため、
思い描いた風景と違い、“あれっ”と感じてしまったようです。
けれども、期待通りの工場夜景を楽しむことができたので、
結果、大満足でした・・。
ところが、帰り際に気になったことがあり、
工場夜景とともに映った皿倉山の“50”って、
いつか消えてしまうのかな・・
なんだかさみしい・・。
今だけしか見ることができないこの夜景・・。
そう思うと、しっかりと目に焼き付けたくなりました。