日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。
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食のこと

立ち飲みは小倉の文化

角打ち1

ちょいと一杯ひっかけて。
今日はさらりと角打ちで。
はじめは敷居が高いけど。
慣れれば夜の社会人。
夜の小倉の酒文化を象徴する「角打ち」。
最近は、おしゃれな「角打ち」も登場していて、若者の間にも「角打ち」という言葉は浸透しているようですね。北九州では、飲食店で飲む「立ち飲み」と区別して、酒屋の店頭での「立ち飲み」を、特に「角打ち」と言うんだそうです。
北九州は、1901年の八幡製鉄所の開業を機に多くの労働者が集まる街でした。肉体労働で疲れたカラダに、一杯のビールがとても心地よかったことでしょう。仕事帰りにさらりと気軽に酒を飲めるように、酒屋が酒を提供したのが、ルーツだと言われているようです。
私が会社に入社した日。歓迎会として上司に連れて行ってもらったのが「角打ち」でした。以前から、通りすがりに眺めてはいたけれど、実際に店に入るのは初めて。ちょっと緊張したのを覚えています。
15年前…
瓶ビールを手酌でコポコポ注いだら、さあ乾杯。おつまみは、カウンターの上にずらりと並んだ透明なプラスチック容器の中の、「ハムかつ」、「あたりめ」、そして「魚肉ソーセージ」。まるで子どものおやつのようだ。カウンターはけっこう賑わっていて、若サラリーマンのグループ、おっちゃん3人組、一人でしっぽりとおじいちゃん…。
立って飲んでいるからなのか、ビールがストンと腹まで真っ直ぐ落ちていくような気がした。酔いが早い。魚肉ソーセージのあじわいが、ビールをさらに進めてくれる。もともと長居は無用の「角打ち」だから、客の入れ替わりも早い。ほんわか気持ちの良くなったタイミングを見計らって、私の歓送迎会はお開きとなった。
なんだか、社会人になった気がした。今も、その酒屋は健在だ。店の前を通り過ぎる時、新人サラリーマンの姿が見えると、自分の若い頃に重ね合わせてしまう。
小倉の夜のひとつの楽しみ方。
さらりと「角打ち」を楽しめるようになれば、粋な社会人になれるようである。
そんな気がするのである。

角打ち2

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コメント

かくうち大好きです。北九州ではまってしまいました。
カクウチは、関東にもたくさんあります。横須賀に住んでいますが、旧海軍の町だけあり、その文化があります。現在探したところ10件あります。品川にも見つけました。

でも、北九州が本場ですね。

坂道マニア さん [ 2014-01-27 ]

 角打ち良いですね。安さと気軽さが魅力です。
 私も大好きです(^。^)

幸ちゃん さん [ 2014-01-17 ]

私も飲み会前の0次会でよく角打ちに行きます。知らない人同士が片寄せあって飲んで、そのうちに仲良くなってついつい長居してしまいますよね。小倉には角打ちがたくさんあって、どこに行こうかといつも悩みますが私の行きつけは旦過市場の通称レッドクリフです。(*^_^*)

トラッドマンシュン さん [ 2014-01-16 ]