北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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タイサンボクの大きな白い花

瀬板の森(タイサンボク)

タイサンボクの蕾
花弁の中に香に誘われた虫が・・
瀬板の森にはたくさんの動植物がいて、汗ばむこの季節、森の中を歩いているとウグイスの声などの野鳥の声が美しく聞こえ、癒しのイオンを感じながら進んでていくと、ふとあまり見かけない植物に出会ったり・・懐かしい植物をみつけたりします。
そんな中でタイサンボクをみつけました。
タイサンボクは泰山木または大山木と書かれる、モクレン科の常緑高木です。北米中南部原産で白い大きな花をつけるのが特徴です。そして、甘い香りがするのでしょう。花弁のなかには虫が酔っているかのように、花粉にまみれてじっとしていました。
私自身はあまり見ない花なのですが、公園等によく植樹されているようです。瀬板の森の約2.2キロの道のりの中でこの一本の木に大きな白い花が咲いていて、気が付きました。
結構大きな花を咲かせます。落ち着いていて美しく妖艶な気配も感じました。
瀬板の森にはまだまだ面白い動植物に出会いそうです。ワクワクします。