平成２６年の６月、
しっとりとした空気に包まれることが多い６月、
そんな季節感を忘れさせ、
さらりとした空気と、ひんやりとした水に
囲まれたいとの思いが頭を流れ、
平尾台に位置する千仏鍾乳洞に足を運びました。
通年で、気温１６度、水温１４度の洞内は、
夏は涼しく、冬は暖かく、
梅雨の時期は、
“さらり”、“ひんやり”といった感が漂い、
外界との違いを肌で味わうことができます。
そして、
入口から進むにつれ、
どこからともなく湧き出た清水が、
灰色の石灰岩の上を流れる姿は、
ダイヤモンド、エメラルド、サファイアといった
クリア、グリーン、ブルーの宝石が
入り交ざって流れているような
不思議な錯覚を起こしてしまいそうです・・。
神秘の宮殿につながるようなこの洞内は、
自然のスケールの大きさを
身近に感じることができる
とっても貴重な場所のように思いました。