北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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大きな口をあけるツバメの雛

陣の原のツバメの赤ちゃん

産毛と丸い目をしたツバメの雛
親鳥が来るまでお留守番?
8月も中旬になり、涼しい風が吹き始めると、春にやってきたつばめ達は南へ渡る準備をします。この時期に生まれ育つ燕の雛は急いで体力をつけて成鳥しないと、南の島への旅がきついかもしれません。
陣の原駅の近く、とあるマンションのコンクリートの梁につばめの巣がありました。産毛で丸い目をした小さなヒナが2羽。親鳥が運ぶ餌を待っているようです。
「チチチ」と声をかけると、ヒナたちが反応して大きな口を開けます。育ちざかりなのでしょう。少し大きくなったら巣を恐々と飛び出して、スイスイと滑空する練習をして、秋がやってくるころには南の島へ旅立つのでしょうね。
元気に渡って、来年もこの地を訪れてほしいと願うのでした。