北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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金剛力士像の阿形と吽型

大興善寺の金剛力士像

阿形
吽形
大興善寺(曹洞宗)の山門の格子の中に安置され、県指定の有形文化財となっている大変貴重な彫刻である。
南北朝初期の14世紀中頃(鎌倉時代)の作の金剛力士像と言われている。
山門に向かって右側の像は阿形(口を開いている)は、左の像は吽形(口を閉じている)と対になっており、まさに阿吽(あうん)の一対の彫刻像で、堂々とし、威厳に満ち溢れており、圧倒されそうになる。
格子の中に安置しているため撮影上、格子の木枠が入ってしまっているが、覗いてみると素晴らしい彫刻だ。
興味ある方は是非観に行ってもらいたいものである。感動します。
場所は北九州市小倉南区蒲生二丁目8番6号。大興善寺。
この金剛力士のレプリカもあり、そちらは八幡東区のいのちのたび博物館に設置されている。