北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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ヒドリガモ:シベリア方面から飛来してくる渡り鳥で、くちばしが灰色ですが、先っぽが黒いのが特徴です。オスは頭頂部が白く『ピュー』と強い声で鳴きます。

勝山公園の野鳥たち:紫川でみられる冬の渡り鳥(1)

ヒドリガモのつがい
ユリカモメ:冬期に南下して飛来してくる渡り鳥で、その南下範囲は広く、台湾北東部の南西諸島でも見られるそうです。さて、東京の電車路線に「ゆりかもめ」と言われる鉄道路線をもつ会社がありますが、「ユリカモメ」が、東京都のシンボル鳥であることから名づけられたようです。
写真提供:奥野通さん
展示した写真は、一昨年(平成28年)12月から昨年(平成29年)2月までの間にグリーンエコハウス前や井筒屋前の紫川護岸で撮影された水鳥たちです。この時期の渡り鳥を冬鳥と言います。主にロシア中央部やシベリア方面から南下してきます。(ツバメは夏の渡り鳥で夏鳥と呼ばれます)
この時期、寒い冬の冷たい風に背を丸めて歩きがちですが、紫川に目をやるとこうした渡り鳥を毎年2月か3月頃まで見る事が出来ます。