北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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リベット接合の若戸大橋

1958年着工1962年9月26日開通の若戸大橋は完成から58年の歳月が経ちましたが、今も戸畑と
若松を結ぶ重要な橋です。
夜は赤いライトでライトアップされ、きれいな姿が楽しめます。
建設当時はまだ高力ボルト接合でなく、リベット接合です。
鉄骨の接手部は1200℃に焼いた鉄棒を1本々孔に通し、リベットハンマーでかしめていました。
現在の高力ボルト締めに比較すると何倍も時間がかかり、また高度な技術が必要でした。
あの東京タワーもリベット接合です。
建設に従事した人たちの苦労を思い浮かべながら寒風の中、赤い大橋を撮影しました。(*^^*)