北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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部埼灯台 分銅筒上部

部埼灯台 分銅筒(ふんどうとう)

部埼灯台 分銅筒鋲接部
部埼灯台 分銅筒基部
水銀槽に浮かべたレンズ一式を回す動力として、建設時は分銅を使っていました。
筒の中をロープに付いた分銅が、ゆっくりと下降してレンズを回していましたが、灯台の高さが低いので筒の基部を掘り下げています。
それでも一晩の間に数回は底に着いた錘を、灯台守が人力で巻き上げていたでしょう。
建設時はボルトナットも溶接もない時代ですから、鉄板に穴を開けて鋲(びょう・リベット)で繋いでいるのが判る。