北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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馬島(うましま)中編

海沿いから島の周囲を歩くことは、地形的にできないことがわかったため、
再び、パンフレットを眺めると、
「島の中をぐるりと周れる道はありません」、
「畑の中などは歩かないようにしましょう」
との注意書きがありました。
どんな畑なのか見たくなったので、畑方面に歩くと、
「しそ」や「わけぎ」などが栽培されているようで、
あったかごはんに、しそふりかけ、と、わけぎの一品料理など・・、
頭の中は、食べることに想像が膨らんでしまいました。
そんな思いを巡られていると、突然、足元から、かさかさと音が聞こえ、
なんと赤茶色をしたカニが横切り、びっくりしました。
注意書きどおり、畑に入らぬよう警告をくれたのかもしれません。
その後、島の高台にある大山祇(おおやまづみ)神社に
向かうことにしました。
神社の拝殿の左には、なんと、狛犬の代わりに大砲の弾が・・。
理由は記載されていなかったので、わかりませんでした。