北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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路面電車

門司区の門司港地区に展示されている路面電車を撮影しました。
通りがかりで、路面電車の姿が目に入り、びっくりしました。
こんな場所に、いつから展示されたのか、知りませんでした・・。
その場所とは、駐車場の中です。
車体の色は、はだ色とあずき色で、
西鉄北九州線(北方線も同様)のイメージカラー?でした。
過去、市内で広く普及したこの路面電車は“電車”と呼ばれ、
その一方、蒸気機関車から電気機関車、電気車両へと進化を遂げた
当時の国鉄電車は、電化された電車なのに、
このまちでは、多くの方から“汽車”と呼ばれていたような気がします・・。
~ ワンマン(ボギー車)100型(現地看板より) ~
昭和15年11月、新しく制作された10台のうちの1台です。
流線型が採用され、前照灯が上部に埋め込まれていましたが、
昭和36年、現在のように改造されました。
また、昭和46年、初めてドアを自動化しました。
昭和60年10月、西鉄北九州線の一部廃止にともない
100型車はすべて引退しました。
寄贈 北九州小倉南ライオンズクラブ 西日本鉄道株式会社