平尾台
■ 時風1324 ■ 2013-09-03 ■ 投稿者: yayori
夏が終わりそうな8月のある日に平尾台を訪れました。
午後5時
麓から山道を上る際に、窓を開けた車内に響いてくるのは、
耳をつくような、ミンミンぜみの大合唱でした。
涼しげな風が吹く緑の多い山道は、夏模様が満載でした。
ところが、木々がなくなる山の上の方では、
草原にたくさんの赤とんぼが飛んでいて、
太陽の色が赤みを増しはじめる午後6時頃、
秋の接近を感じさせるような空気が流れていました。
家族連れや若い男女などが、車を止め、しばらく景色を眺め、
再び、車に戻ってゆく姿を何度か目にするうちに、
いつの間にか誰もいなくなり、
ぽつんとひとりで立っていました。
何を考えているわけでもなく、その場に心地よくいると、
なんだかお腹が減ってきて・・。
頭の中は、風景よりも食欲の秋に切り替わっていました・・。
おいしい空気をたくさん吸ったあとは、
何を食べてもおいしく感じることができそうな予感がし、
車に乗り、連続するカーブをゆっくりと下ると、
薄暗くなりつつある山道から、
窓を開けた車内に響いて聞こえるのは、
ツクツクボウシの大合唱でした。
午後5時
麓から山道を上る際に、窓を開けた車内に響いてくるのは、
耳をつくような、ミンミンぜみの大合唱でした。
涼しげな風が吹く緑の多い山道は、夏模様が満載でした。
ところが、木々がなくなる山の上の方では、
草原にたくさんの赤とんぼが飛んでいて、
太陽の色が赤みを増しはじめる午後6時頃、
秋の接近を感じさせるような空気が流れていました。
家族連れや若い男女などが、車を止め、しばらく景色を眺め、
再び、車に戻ってゆく姿を何度か目にするうちに、
いつの間にか誰もいなくなり、
ぽつんとひとりで立っていました。
何を考えているわけでもなく、その場に心地よくいると、
なんだかお腹が減ってきて・・。
頭の中は、風景よりも食欲の秋に切り替わっていました・・。
おいしい空気をたくさん吸ったあとは、
何を食べてもおいしく感じることができそうな予感がし、
車に乗り、連続するカーブをゆっくりと下ると、
薄暗くなりつつある山道から、
窓を開けた車内に響いて聞こえるのは、
ツクツクボウシの大合唱でした。