北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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八幡東祇園まつり

平成25年9月7日(土)に、
八幡東区内の山笠7基と八幡東ねぶたの2基をあわせ、
総勢9基が一堂に集まり、中央商店街周辺を巡行した、
八幡東祇園まつりを鑑賞しました。
朝から雨が降ったり止んだりといったお天気でしたが、
商店街のアーケードの中で、山笠の姿を見ることができたら、
との思いで、雨の降る中、現地に向かいました。
電飾と武者人形の眼光が“きらきら”と光る山笠は、大きく高く、
はっぴ姿の男衆の掛け声とともに、時にゆっくり、時に早く、
また、かき氷をほおばりながら、山笠の後方から歩く
はっぴを着た元気なちびっ子達を引き連れるかのように、
堂々とした巡行を繰り返していました。
そして、
大きな山笠のサイズに合わせたビニル製“カッパ”が、
掛けられると、小雨の降る商店街の外に繰り出して行きました。
坂がたくさんあるこの付近の道路を、掛け声と気合で上り、
飲食店などが立ち並ぶ小路に入ると、
お店の中からたくさんの人達が、見学に飛び出てきました・・。
山笠はくるくると回転したり、前後に揺れたり、
ねぶたは、“ドーォン”、“ドーォン”と太鼓の音や笛の音を響かせ、
見ている人達から大きな拍手が飛んできました。
小雨が降って涼しい夜だったにもかかわらず、
山笠の運行に同行すると、いつの間にか“あつあつ”・・に、
ゆっくりと坂を下ってくる山笠の後には、
大きな“山”の山頂に“50”の文字が、
元気いっぱいに、かがやいていました・・。