周防灘に幾つもの川が流れ込み、海が奥深く入りこむ遠浅の海岸に、江戸時代初めから昭和まで幾度となく干拓が行われることによって誕生したのが「曽根新田」。海を埋め立て、大地を造る。人間の技術力って、本当にすごい。
さて、今回はそんな曽根新田でお蕎麦な話を紹介します。
私的な良いお蕎麦屋さんの条件は、というと。
まずは、もちろん美味であること。そして、その美味を盛り上げる風情があること。そして、その風情とは、私の場合は自然を感じることができる環境にあることなのです。これは、個人的見解なので、どうでもいいですね。はい。
ここでは、曽根新田に存在する広大な田園風景を感じながら、お蕎麦をいただくことができますよ。もちろん、その味も絶品です！
都市機能を有しながら、一歩郊外へ足を踏み出すと、多種多用な自然を満喫することができる、まちとしての懐の深さも、北九州市の大きな魅力の一つですよね。
疲れた時は、曽根新田ののどかな風景に癒され、お蕎麦をいただく。特別な休日の過ごし方の一つかもしれません。
潮と大地とお蕎麦の香りを体感してみてください。