若松南海岸の雨
■ 時風1681 ■ 2013-12-27 ■ 投稿者: yayori
12月下旬の雲の多い夜に、
若戸大橋を望む洞海湾沿いの若松南海岸通りを歩きました。
吹きつける風がほとんどない穏やかな夜、
西洋の雰囲気が漂うクラシカルな“旧古河鉱業若松ビル”から、
にぎやかなリズムと歌声が聞こえ、
テーマパークの中に設置された魔法の建物のように、
あたたかい灯りを放っていました・・。
そして、そのビル越しには、白いLEDで照らされた赤い橋が、
力強くたたずむ姿が、目に映ります。
しばらく、そんな光景を前にしていると、
いつの間にか、しっとりと雨が降り始めたので、
“旧ごんぞう小屋”の屋根の下に入り、
ひと時の雨宿りをしていると、
空から落ちてくる“しずく”が、ウッドデッキを光らせ、
その小屋に設置されているガラスに、
若戸大橋の一部が反射していることに気がつきました。
晴れたままの天気だったら、
出会えなかったかもしれない光景ですが、
空からの“しずく”は、そのことを知らせたのち、
低く位置を早く流れるような雲とともに、
どこかに去ってゆきました・・。
若戸大橋を望む洞海湾沿いの若松南海岸通りを歩きました。
吹きつける風がほとんどない穏やかな夜、
西洋の雰囲気が漂うクラシカルな“旧古河鉱業若松ビル”から、
にぎやかなリズムと歌声が聞こえ、
テーマパークの中に設置された魔法の建物のように、
あたたかい灯りを放っていました・・。
そして、そのビル越しには、白いLEDで照らされた赤い橋が、
力強くたたずむ姿が、目に映ります。
しばらく、そんな光景を前にしていると、
いつの間にか、しっとりと雨が降り始めたので、
“旧ごんぞう小屋”の屋根の下に入り、
ひと時の雨宿りをしていると、
空から落ちてくる“しずく”が、ウッドデッキを光らせ、
その小屋に設置されているガラスに、
若戸大橋の一部が反射していることに気がつきました。
晴れたままの天気だったら、
出会えなかったかもしれない光景ですが、
空からの“しずく”は、そのことを知らせたのち、
低く位置を早く流れるような雲とともに、
どこかに去ってゆきました・・。