北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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遠見が鼻

1月下旬の快晴に恵まれた、あたたかな日、
過ごしやすさを感じつつ夕方を迎えていたところ、
テレビ番組のニュースのなかで、お天気キャスターが、
「今日は夕焼けがきれいですが、明日は雨が降ります」と伝え、
映像に夕空が映っていました。
その後、外に出て空を見上げると、雲ひとつない上空から
金色の太陽が、ゆっくりと傾きかけていたので、
若松区の遠見が鼻を訪れてみることにしました。
日没の時間が切迫してくるなか、
夕陽を見ることができるかなぁと、少々不安になりましたが、
どんな状況下においても“あせり”は禁物・・、
平常心が維持できれば、たとえ、日が沈んでいても、
その時点で柔軟な発想が浮かぶはずと、勝手な思いを胸に、
現地に到着すると、
西の方向に陽が見えたので、滑り込みセーフ・・。
ところが、頭に思い描いていたシーンは、
水平線に、沈んでゆく夕陽だったので、“あらら・・”
ちょっと違っていました。
季節によって太陽の位置が変わるため、
今の時期は、陸側に沈み込んでいくようです。
それでも、
素敵な夕陽を見ることができて、“しあわせ”を感じました。
自分の頭の中の勝手な思い込みを解き放ち、
ぜひとも、また訪れたいと思います。