北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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響灘ビオトープ

若松北海岸のエコタウン内にある日本最大級の響灘ビオトープ。通称「青橋」を渡ってすぐ左にあります。響灘を工業用地として埋め立て、環境関連企業が続々と進出したこの地域。その中に、こんな広大な土地が残っていたなんて驚きです。しかも、野鳥を始め貴重な生物が多く生息しているというのですから、またビックリです。
ここからは北九州市屈指の釣り場、沖波止・新波止に沿って建つ風力発電用の風車も見えます。さらに太陽光発電用のメガソーラも近くで建設中です。いつの間にか、青橋と並んでもう一本、橋も完成しています。西部ガスやブリジストン等の新しい工場だけでなく、発展目覚しい新しいエリアになってきました。 この少し先に行けば、大型船が接岸できる「ひびきコンテナターミナル」もあります。
ビオトープの入場料は確か100円だったと思います。これはやっぱり市にしかできませんね。希少な生物自体を見つけることは難しいかも知れませんが、この大自然は魅力いっぱいです。北九州市にこんな所があったんだなと、入るだけでその素晴らしさを満喫できます。元々産業廃棄物処理場だった場所が自然保護区域になるんですから皮肉なもんですね。