北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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石積み岸壁とボラード

東田岸壁のボラード

東田岸壁の浮桟橋
高塔山の仏舎利塔
八幡東区東田にある岸壁は、近代化産業の遺産である。
岸壁は石積みとなっており、今でもボラード(船を係留するための柱)が残っている。
製鉄所の製品の荷積みの為の最寄の岸壁であった。船はボラードに係留し、荷積みされていたのであろう。
この地区は芝生整備され、近くにシーサイドスパなどの施設がある。また、この付近は北九州スペースタワーの計画もあったようだが、幻となった。’63年4月に政令指定都市となったことを記念し634メートルの高さで計画されたようだ。偶然かわからないが、634メートルと言えば東京スカイツリーだが、同じ設計会社のようだ。
現在美しく整備され、対岸のキリン(クレーン)や、さらにその向こうの洞海湾を越え、若松側の高塔山の仏舎利塔を観ることができる。