北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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宇宙七曜星の精

太陽の橋の宇宙七曜星の精

春分・秋分の日の前後のある時間になると・・
このように光が抜ける
小倉北区の小文字通りの馬借・魚町から勝山公園方面に架かる橋。
その名は「中の橋」であるが、北九州都心部の交通量整備のため、紫川マイタウンリバー整備事業により、架け替えが行われた。
太陽の橋として愛称がつけられ、名前のテーマに沿ったデザインとなっている。
その為、歩道を橋の袂からみると、モザイク調でデザインされたひまわりの花が円形に見えるようになっている。
また、橋の上には7体のオブジェがある。通称「マカロニ星人」「ペンネ人形」「ちくわ頭」などと市民に呼ばれているようである。この形からして、初めて見る人には印象として「なんだこれ!?」と思われがちだが、正式な名称は「宇宙七曜星の精」と呼ばれるオブジェであり、グラフィックデザイナーである故・福田繁雄氏が設計された。
春分と秋分の前後のある時間帯に、太陽の光が頭の空洞を通り、歩道上にひまわり形状の影ができるしかけとなっている。
ひまわりは北九州の市の花である。
写真は2014年3月15日の午後3時前頃に撮影した7つのうちの手前のオブジェであり、ちょうど頭の空洞を太陽光が射し、ひまわり状の影ができている。
時刻によっては、それぞれのオブジェに光が射して、もっと美しいひまわりができるのであろう。