北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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遠見ヶ鼻

平成26年3月下旬に、
春の到来を感じさせる陽気な朝が訪れ、
なんとなくうれしい気持ちになり、
こんな日は、
硬く重たいカラダを動かすことが楽しくなるような
そんな一日を過ごしたいなぁって思ってしまいます。
そういえば、
夕日の名所として知られる若松区の遠見ヶ鼻に
入り日を眺めるために幾度となく訪れていますが、
日中に訪れたことがありません。
決めました、ここを訪れることを。
でも、最近、自転車で長距離を走る機会が増え、
なんとなく足が筋肉痛になったように思えてならず、
痛みが和らいだら自転車で行こう、と甘い気持ちになり、
今回は、“あっさり”と車で向かうことにしました・・。
やわらかな日差しと、あたたかな風が流れる中、
遠見ヶ鼻にある“みさき神社”は、
青い海と、青空の中にある太陽に囲まれていました。
波の近くまで歩いて進むと、
削られた岩が不思議な形をしています。
ふと、前をみると、“バシャッ~”、“バシャッ~”と
海の中で、波を受けている岩の姿が目に入りました。
荒波などに動じない強固な岩、その姿に力強さを感じます。
だけど、その一方で、
こんなに体当たりしていて、ボロボロに壊れないのかなぁ、
人の世で、
強さよりも弱さが多いと感じる自分という人間には、
荒波に正面からぶつかる“耐力”よりも、
荒波をうまくかわしたいと願う気持ちのほうが、
上かもしれません・・。
しばらくの間、波しぶきを見たあと、
すぐそばにある宿泊施設の玄関に行くと、
11時〜15時まで、
日帰り入浴を営業しているとの目印がありました。
足の痛みが和らいだら、自転車に着替えを積んで、
再びここを訪れ、
“荒波”が押し寄せることもない
お風呂で、ゆっくりとつかってみたいなぁって、
そんなふうに感じました。