このまちに春の陽気を感じさせる日が訪れるなか、
平成26年3月22日(土)～５月６日(火・祝)まで、
門司区にある関門海峡ミュージアムで開催中の
“昔の写真機懐かしのカメラ展”を鑑賞しました。
過去、写真機と呼ばれ、フイルムを使用した機材は、
今、デジカメや単にカメラと呼ばれるように進化し、
パーソナルコンピュータで、
誰もが気軽にその瞬間を静止画として納めることが
できるようになりました。
でも、その反面、多くの写真家の中には、
いまだに、デジタルカメラでは、
色彩表現の“ぬくもり”に違和感を覚えるとして、
フイルムにこだわりをお持ちの方々が多いそうです・・。
展示されている写真機は、オブジェクトではなく、
実機として使用されたものですが、
その造りの精密さや美しさたるものは、
舶来品はもちろんのこと、
国産品であっても、ぎっしりとした技術が結晶され、
決して外国製品に劣ることのない、
日本人の“ものづくり”に対するこだわりや
熱意などの精神を感じ取ることができました。
おそらく、きめ細かさや繊細さは、世界一かもしれません。
そして、“ものづくり”を得意とするこのまちには、
夢や情熱を持ち続け、
そのような気概を持つ大勢の方々がいらっしゃり、
日本の近代化を支えてこられた偉大なる先人と、
今もなお、このまちの発展を考え続ける方々の活動が
きっと、
日夜をわかたぬ努力が存在するものだと確信したくなる、
そんな気持ちになりました・・。