北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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筑前木屋瀬祇園際

夕方から激しい雨に見舞われた、
平成26年7月12(土)、
江戸情緒が色濃く健在する長崎街道の木屋瀬に、
雨を吹き飛ばしそうな熱気と歓声が響き渡る
筑前木屋瀬祇園祭を眺めてみたくなり、
空の色がぐんじょう色に染まり始める頃、
雨のハイウエイを走って向かいました・・。
午後8時、
須賀神社に流れ込んでくる青と赤の山笠。
先頭で山笠を引くのは、男の子や女の子たち、
山笠のまわりには、勢いある男衆たち。
雨で提灯にもカバーがかけられたものの、
山笠やそれに乗る男どもは、大声を張り上げ、
大きな回転をし、激しい動きを繰り返しながら、
熱気を帯びたまま、神社に到着します。
そして、ほんのわずかな間を置いて、
再び、町並みに向かって出発。
青い山笠は、飾りから白煙を撒き散らし、
赤い山笠は、龍が天に昇るような花火を吹き散らし、
観衆は、熱狂の渦・・。
熱きお祭りを目の前にして、
わたしの頬もほてりぎみとなり、
帰り道、
しっとりとした雨上がりの夜風が、
肌の温度を、ゆっくりと下げてくれました・・。