この街では「潮風」が通り抜けます。天候によってはゆるやかなときも激しいときもあるのでしょう。街はゆったりとおとなしく別の時間が流れているように感じます。
この街に住む人たちや、この街に観光で訪れた人たち、ここで出会ったひとたち。
ひとそれぞれ、ある「時」の中でなにか赤い糸なのか、運命ともいえるような出会いがあったのではと思いを募らせる。
仲睦まじく、「潮風」が走り抜ける通りをあるく男女の若いカップル。「潮風」が通り過ぎても気が付かないくらいなのかもしれない。
港の町、海の町で幸せを感じて「マイウエイ」を進んで行っているのでしょう。
時を忘れるような気持ちでも、潮風号という名の列車は客を乗せてダイヤ通りに街を抜けていく。
そんな毎日がやってきては去っていくけど、街の動きはさまざまだ。。
そんな人の動きがこの街の景色に染まっていく。。