北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

現在の登録件数

4057

北九州市立美術館分館

このまちが江戸時代の頃、
“小倉織”との名で知られた木綿織は、
丈夫でしなやかという特徴を持ち、
武家の婦女らによって手織で生産され、
主に袴や羽織、帯の生地としてされていたそうです。
その後、幕末の動乱や近代化の波により、
昭和初期には生産が途絶えたとのこと・・。
そんな小倉織が、
このまちのご出身者である築城則子さんによって、
1984年から甦り、復元30周年を記念する今年、
北九州市立美術館分館で、
「小倉織復元30周年 築城則子 ―縞の今―」と題した、
企画展が開催されています。
ぜひとも多くの方に、
足を運んでいただきたいなぁって思います・・。
築城則子さんのデザインによる
“しま模様”の芸術を堪能できるとともに、
このまちの
文化や伝統の深さを
味わうことができます・・。