北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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検察庁前からケヤキ並木を望む

Seicho-dori-Avenue(清張通り)

ソレイユホール前の3本の楠木
城内タワーとメタセコイヤ
Seicho-dori-Avenue(清張通り)を御存知だろうか?
清張通りは西小倉駅前から木町までの約2kmの通り。
この通りは小倉城から勝山公園、ソレイユホール、安川電機、スピナ大手町と続き、今、新緑に包まれている。
「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」の俳句のとおり、この清張通りをゆけば、まさに目に青葉だ。
この通りはケヤキ並木がメイン。ケヤキは落葉するため、冬場はほうきをさかさまにした景色であるが、桜の散った頃、新芽が芽生えてくる。
筆者のウオーキング順路の関係で、木町側から、進んでいこう。
木町側から眺めるとケヤキ並木の先に小倉DCタワービルが正面に見える。素晴らしい眺めだ。しかし、眺めるのは、信号停車の時に留めて欲しい。
ケヤキの他には、ソレイユホール前の3本の楠木は壮観だ。黄緑の新芽が青空に輝いている。
次は生きた化石といわれるメタセコイアの大木が雄雄しい。高層マンション城内タワーに負けじと天に伸びている。その景観がいい。
勝山公園に目をやるとケヤキやイチョウの新緑が目を癒してくれるが、負けじと公園の中央に北九州市のシンボルツリー『いちいがし』も新芽で覆われている。
松本清張記念館を囲む生垣はつつじが咲き誇り心洗われる。その清張館前の駐車場に聳えるのがヒマラヤスギだ。その大木1本が周囲を圧倒し、朝日に輝く新芽は若い緑色。
小倉城の堀端には新芽をたくさんつけた松が並んでいる。
そう、清張通りはケヤキ、楠木、メタセコイヤ、ヒマラヤスギ、いちいがし、松、桜など、木々が春を謳歌しているようだ。
西小倉駅前の清張通りの始まりも、ケヤキがこれらの木々に負けじと空に向かい、両手を大きく広げたように伸びていく。
多くの市民に、ゆっくりとSeicho-dori-Avenue(清張通り)のウオーキングを楽しんで欲しいと・・・・