北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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曽根干潟 (2/23)

いつもなら、お出かけを楽しんでいるはずなんですが、
急に肌寒さが増した11月に、
体調がくずれてしまい・・
部屋の中で本を読んで過ごす日々が多くなりました。
誰にも、回復力というものを持ち合わせているはず・・
ある朝、そんなことを思いながら、
パンケーキとホットコーヒーで朝食を済ませ、
窓を開け、外を見上げると、
水色の空が一面に広がっていて、
意外にもぽかぽか陽気でした。
どこかに行ってみたいな・・、
体重増加を意識して部屋で過ごすことに嫌気がさし、
自然にふれあえる場所で、大きく深呼吸しようと、
曽根干潟に向かうと、
たくさんの野鳥たちが大空を羽ばたいていました。
なかでも、
環境庁のレッドリストに
絶滅危惧Ⅱ類として登録されている
希少な渡り鳥として知られるズグロカモメは、
飛来時は、頭部が白い冬羽ですが、
2月頃に夏羽に生えかわり、黒い頭部になるそうです。
それ以外にも
曽根干潟の冬の風物詩とされ、
長く下に反ったくちばしが特徴のダイシャクシギなどが、
飛び回っています。
じっと見ているうちに、
沖のほうからかなり近くまで寄ってくるので、
驚きを感じます。
ぜひ、多くの方に、
広大な自然と、そこに生息する生き物達を
観察してみていただきたいなぁって感じました・・。