北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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岡田宮の大お多福面

岡田宮の大お多福面

笑って福
岡田社
気たる2月4日は立春。その前日は冬から春への季節の変わり目の節分です。節分は立春、立夏、立秋、立冬の前日を指しますが、江戸時代以降は節分と言えば立春の前日を指すことが多くなっています。
24節季でいう大寒最後の日、立春へ向かう前日、一般的に「福は内、鬼は外」と声を出しながら、福豆(炒り大豆)を撒く。そして年の数もしくは1つ多く豆を食べて厄除けを行うのです。(鬼子母神を崇拝する寺社では「鬼は外」とは言わないようです。)
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さて、北九州市八幡西区黒崎鎮座の岡田宮の鳥居にはお多福の大きなお面の口が入口となって参拝できるようになっています。
邪気を祓い福を呼び込む「大お多福面」、お多福参りで福に福を重ねて、お多福。しかしこのお面は笑いだしてしまいそうなお顔です。
2月3日には節分祭が催されるようです。
皆さまに多くの福が訪れますように(^^)