北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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このまちを見守りながら、静かに佇むクンクロ...

SL9600型19633号 in わかまつ

JR若松駅を出て右手には、静態保存された蒸気機関車が佇んでいます。あまり意識しなければ見落としてしまうかもしれない、この蒸気機関車の生き様をちょっとご紹介。
お名前、9600形蒸気機関車。愛称カメ又はクンクロ。
この形式の機関車は、初の本格国産設計貨物用蒸気機関車として広く国内で活躍しました。静態保存されている車両は、大正6年(1917)に製造され、昭和48年3月(1973)若松機関区において引退するまで、55年間走り続けました。走行距離は2,825,836KM。どのくらいかというと、実に、地球を70周、月まで3往復、という距離です。
筑豊炭田から若松港に石炭車を連ねて積み出しを行いましたが、エネルギー源の転換によりその役目を終え、現在は静かにこのまちを見守っている訳です。
現地でクンクロを目前にすれば、力強く走るSLの鼓動が胸に響いてくるはずです。
<詳細情報>
1 型式 過熱テンダ機関車
2 製造所 川崎車両KK
3 製造年月日 大正6年12月20日
4 総重量 69.33t
5 最大長 16.662M
6 最大幅 2.616M
7 最大高 3.813M
8 動輪直径 1.250M
9 最大馬力 928馬力
10 最大速力 毎時 70KM
※掲載情報については、案内板より抜粋(平成元年3月 北九州市若松建設事務所)