北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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6月上旬になると、田植えが始まり、列車と平尾台を水鏡で撮ることができます。

平尾台を背景に日田彦山線を撮る

毎年秋には臨時列車「みのり号」が走ります。
2010年にはブルトレも走りましたね。
日田彦山線は小倉南区城野駅から大分県日田市夜明駅を結ぶ非電化のローカル線です。城野駅から下って行く列車は、はじめ住宅地の中を走りますが、志井公園駅を過ぎたあたりから百万都市とは思えない田園風景が広がり、四季折々の車窓を楽しむことができます。その見所の1つが、石原町駅と呼野駅の間で東側に見える平尾台でしょう。石灰石鉱山の荒々しい岩肌が印象的で思わず見入ってしまいます。
今回はその平尾台を背景に走る列車を撮影できる場所の紹介です。ちょうど今の時期は田植えが始まり、水が張られた水田で水鏡を撮ることができます。秋には稲穂やヒガンバナと一緒に、冬は雪が積もった平尾台と、季節毎に楽しむことができます。
さて、現在、災害のため添田駅と夜明駅の間が不通になっています。不通区間には有名な眼鏡橋などもあり、早期に復旧することを願っています。