北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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撮影日:2月4日

勝山公園の桜:河津桜

撮影日:2月4日
園内のケヤキやイチョウ、アメリカフウなど、落葉樹の葉芽(ようが)はまだ堅そうで眠ったままですが、勝山公園の河津桜が三分咲きになりました!
公園の無料休憩所(グリーンエコハウス)そばに咲く河津桜は、1月24日に一輪の花を付けてからまだ10日目ですが、週末には見頃を迎えるでしょう! 週末見逃された方は、開花が遅れているもう一本の河津桜がありますので、お楽しみに。
さて、勝山公園および紫川周辺の桜は、主にソメイヨシノが多く植えられていますが、この河津桜のほか、陽光、寒緋桜、天の川、海猫、舞姫などを含む21品種の桜がそれぞれ開花の時期をずらしてくれますので、4月の遅い時期まで園内で桜を楽しむことが出来ます。また、それぞれの桜には、樹木の豆知識を記した名札を取り付けていますので、チョットだけ桜博士を目指しませんか?
ご友人、ご家族連れで勝山公園にお越しください。
〇河津桜の豆知識:河津桜の原木は、昭和30年ごろ静岡県賀茂郡河津町の住民である(故)飯田勝美氏が発見しました。今では、日本全国で見られますが、日本で一番早く咲く桜と言われます。
〇桜の花弁:サクラの花弁の数は、河津桜やソメイヨシノに代表される一重咲(5枚)の他、半八重咲(6~15枚)、一重・八重咲(一本の木に一重と半八重が混在)、八重咲(20~70枚)、菊咲(100枚以上)、段咲(菊咲の花弁が外と内に二重にある花弁)の6種類に分けられます。(出典:日本花の会)