北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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風を切る銀色のヘルメット

日の光を受けて輝く流線型のフォルムが美しい、北九州メディアドーム。市民のみなさまには小倉競輪やイベントの会場としてお馴染みですよね。できるだけ屋根の感じがわかるよう、高いところを探して撮りました。
九州国立博物館(2004)や久留米市役所(1994)、江戸東京博物館(1992)なども手がけた建築家、菊竹清訓の設計で1998(平成10)年に完成。疾走感のある特徴的な屋根の形は、競輪選手が用いるヘルメットがモチーフになっています。小倉が競輪発祥の地ということで毎年、ここで行われている競輪祭をいちどは見てみたいのですが、中にはまだ入ったことがありません…
余談ながら、2012(平成24)年に発表された最初の新国立競技場デザイン案を見て、即座に思い出されたのがこの建物で、こちらは14年前からありますよと、なんとなく誇らしい(?)気持ちになったものです。
2019(令和元)年8月21日撮影。