北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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響灘から海峡に1列に入り、目の前で90度旋回。航跡がきれい。

坂道ではありませんが、関門海峡の最高 視点場 手向山公園

関門橋方面を臨む。狭い海峡を1列に進んでゆく。海上交通センターも見える。
手向山は、昔の砲台である。その跡は公園に。砲台は6門あったとか。
門司区西新町の坂道を紹介しましたが、坂道ではありませんが、その近くに関門海峡の最高の視点場があります。
それは、 手向け山公園  です。
なんと、ここも、響灘につながる関門海峡、 彦島と大瀬戸、 そして、関門橋とほぼ全ての関門海峡を見渡せます。
つまり、一番の関門海峡も防衛地点といえます。
明治時代に、濾紙や、清国から日本を防衛するための下関要塞・手向け山砲台がここに設置されたわけです。今でも砲台跡と倉庫が残っています。
ここから見る関門海峡を通る船は、
①響灘から関門海峡に入り、
②手向山全面で90度方向転換し、
③大瀬戸、関門橋へ
と進んでゆきます。
つまり、
①の区間では、一直線に縦列に船が近づいてくる。
②の区間では、旋回し、差の船の航跡が見事。
③の区間では、狭い海峡を一直線に遠ざかる。
まるで、日本海海戦の日本海軍の艦隊運動、
海上自衛隊の観艦式での艦隊運動を見ているようです。
是非手向山公園の展望台にのぼっください。