北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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4056

2008年撮影

小倉祇園

2010年撮影
安政3年(1856)の紺屋町の山車。市内の博物館で展示されています。
「雨が降らなきゃ金が降る」とお囃子にも唄われていますが、幕末の文久2年(1862)には山車21、踊車11、人形飾山4、傘鉾16が参加する盛大な祭りでした。その後の長州戦争により、有力な商人は小笠原藩の武士と共に小倉を去り、祇園祭自体も激変しました。長州に割譲された企救郡では、かつてのような祭りを運営する事はできなかったのでしょう。その後太鼓祇園として残り、現在へと続いています。