北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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あらいだしばしです。

紫川の源流を求めて 橋巡り欄干巡り第2部ー3

眼鏡橋です。
河原橋です。
みなさん、眼鏡橋といえば、どこの橋を思い出しますか。
北九州市小倉南区に眼鏡橋がありました。
堂の前橋を過ぎ、県道258号線を下っていくと、すぐに菅生小学校があります。小学校を過ぎると県道沿いに田んぼが広がり、田植えも終わっています。田んぼの水面に水草が浮き、その下に何かいるようです。よく見るとオタマジャクシです。
稲穂が付く頃でしょうか、オタマジャクシがカエルになって、鳴き始めるのは・・・街では見かけない光景に立ち止まって眺めていました。
31番目の橋は洗出橋(あらいだしばし)です。竣工は昭和49年です。珍しい名前です。何を洗ったのでしょうか。橋のたもとには栗の木があり、みどりのイガイガの実がたわわになっていました。
洗出橋を過ぎ、川沿いの道を下ると、冒頭に記した眼鏡橋です。竣工は昭和60年とありますが、欄干部の改修年月だと思われます。
この橋は市指定史跡「春吉 眼鏡橋」とあります。欄干は木造ですが橋台部分は石積みの石橋です。橋の由来や橋の全景は、市指定史跡「北九州の眼鏡橋」として、次回、詳細を紹介します。
33番目は河原橋(かわらばし)です。昭和55年竣工です。名前の由来を示すものはありません。ロケーションからすると川幅が広く、河原部分が広いから名づけたのではないでしょうか。
紫川も春吉を越え、道原が目前です。