北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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滝の全景

「菅生の滝」

最も低い「一ノ滝」
五百羅漢
人口約100万人の政令指定都市で、自然がこんなに沢山近くにある都市は珍しい。北・東はそれぞれ玄界灘・周防灘の海を望み、西・南は遠賀川・福知山・平尾台の川や山々に囲まれている。虹色の洞海湾・煤煙が降り注ぐ公害の町から蘇った工業地帯に対し、市周辺部の自然は昔から変わらず美しい緑を我等に提供してくれていた。
その中でもここぞと感じさせてくれる所は、小倉南区の「菅生の滝」。
滝の近くには駐車場が有りますが、途中は離合するには道が狭く運転には注意が必要です。
この駐車場から滝までは、徒歩で約10分位。その間、清流のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら森林浴を満喫できます。又、周辺には、太子堂や五百羅漢もあり、古くから滝には神が宿ると信仰を集めていた事を感じとることが出来ます。滝は下流より一ノ滝、二ノ滝、三ノ滝と3段になっており特に三ノ滝は落差30メートルはあるとのことです。(水量が豊富な梅雨時は、水しぶきをよける為カッパが必要かも)初めてこの滝を訪ねた際、このような滝が北九州市にあるとはとても信じられませんでした。これから暑くなる時期です。是非、避暑を兼ね、行かれたら如何ですか?