北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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森ヶ谷橋は、階段のついた歩道橋です。

板櫃川の橋巡り 河内貯水池を目指して 1

古い橋ですが交通量の多い大蔵橋です。
大蔵橋の迂回路のような神田橋、銘板は右から左に?
板櫃川の橋めぐり、再開です。
昨日(8月26日)、大蔵からあいさいの湯まで橋巡りウオーキングに行ってきました。また、新たな発見にワクワク、報告できることを嬉しく思っています。
36番目が両国橋で工事中ですが、その両国橋そばに大蔵川の掲示板が立っています。その掲示板に、「大蔵川と金山川(槻田川だと思います)の合流点より、下流を板櫃川と云う」とあります。
板櫃川の橋巡りが、大蔵川の橋巡りに変更かと不安に思いながらのウオーキングスタートです。
スタートすると橋が3つ、見た目には50m間隔くらいで目に入ります。なぜ、こんな間隔で橋を作ったのだろうと疑問さえ浮かびます。
この37番目、38番目、39番目の3つの橋は、森ヶ谷橋、昭和34年竣工、大蔵橋、昭和31年竣工、神田橋、昭和33年竣工とあります。
いずれも半世紀を超える橋で、老朽化が目立ちます。
森ヶ谷橋は、橋の入口が階段の歩道橋で、利用者は少なく、名前の由来もわかりません。でも、大蔵橋は交通量が多く、大変重要な橋のようです。神田橋は大蔵橋の迂回路のようで、地元の人には便利な橋のようです。
大蔵橋の由来は地名に間違いないでしょう。神田橋もすぐそばに新神田市場があり、地名を由来とすると思われます。
この神田橋の銘板は横書きですが、なんと右から左へ書かれています。一瞬、明治から大正の時代にタイムスリップしたようです。この銘板は歴史を証明する価値あるものです。大事にしたいですね。
また、この神田橋は、車社会への対応として、神田側道橋が設置されており、歩行者への配慮が素晴らしいと思います。
この3つの橋、古いために橋の銘板に川の名前の記載がありません。まだ、大蔵川なのか、板櫃川なのか確認ができません。