北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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堀川の中に入って清掃活動。学生などのボランティアがたくさん応援に駆けつけていただ

第11回堀川いっせい清掃

たくさんのゴミが捨てられていましたがボランティアの皆さんによってきれいになりまし
バイクや自転車などが捨てられ、あげるのに大変しました。
2012年10月7日(日)、「堀川まちおこし実行委員会」の主催で第11回堀川いっせい清掃が折尾高校下から折尾駅周辺の堀川及びその支流で行なわれ、参加しました。
開会式では約300人が集まり、開会式後6つのグループに分かれてそれぞれ決められている清掃範囲で作業が行われました。
堀川は北九州市八幡西区楠橋から中間市、水巻町、北九州市八幡西区折尾を経て洞海湾までの12kmの人工の運河です。江戸時代に灌がい用水の確保や物資の輸送手段として、様々な困難を乗り越えて造られ、地域住民に数々の恵みを与えてきましたが、近年その役割を終えると共に、人々の川を大切にする気持ちも薄れてきたと言われます。
この「堀川を何とかしよう」と地域住民を中心に平成14年度から堀川地域で堀川いっせい清掃が始まりました。この清掃活動を通じて①堀川の大切さを多くの人と共有する。②ふるさとを愛する心を育む。③モラルとマナーを向上させ、堀川をきれいな川に再生させる、など住みやすいまちになることを目指して「堀川まちおこし実行委員会」の皆さんは取り組まれています。
平成14年度40人からスタートした一斉清掃は、今年度は300人以上の人々が堀川に集まりました。また平成15年度からは水巻地区と中間地区。平成16年度からは楠橋地区が参加し、9月・10月を堀川一斉清掃として清掃活動が行なわれています。
毎年ボランティアとして参加されている方は「当所のゴミの量は大変多く、朝からはじめても夕方までかかった。自転車が70台・ゴミの量も半端ではなかった。現在、多くの人々が堀川に関心を持っていただき、ゴミの量も随分減少してきた。」と嬉しそうに話していただきました。
堀川を愛する人達がたくさんいる堀川流域、住民に親しまれる新しい堀川の役割が始まっています。堀川を通して、地域に流れる川として新しい堀川に期待いたします。