北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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こがね市場の生き字引

デザインは同じだけど色違い、衿の刺繍は錦糸織りで京都まで出して作ったものです
昭和38年から現在のこがね市場の入口で変わらず食堂を営むお食事処城屋の佐藤さん。「北九州市誕生と同じで、この店も、もうすぐ50才になる」と笑いながら話す。その姿勢は82才とは思えない姿勢の良さ。趣味は居合抜きと聞き納得。また長い間黄金商店連合会会長をされ、昭和63年に黄金のアーケードが火事で焼けた後すぐに再建に尽力され、現在のアーケードがあります。町内会会長の役職も長く、また祇園祭では黄金祇園に対して長年の功績を称え「白眉会」と織り込まれた法被(はっぴ)を着ることが許されたたった一人の方です。
黄金のことなら、この方に何でも聞いてください。