北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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笹山笠作成中

子供えびす

出来たばかりの笹山で練習
去年の祭り風景
北九州市八幡西区木屋瀬で、毎年12月の第1土曜日、日曜日に行われるお祭りが「子供えびす」です。
この祭りは、昔の数えの11歳、現在では小学四年生の男の子を「頭」と呼びお祝いするもので、古くから受け継がれてきました。
一般にいう元服の儀式と同等のものと考えられています。
お祭では笹山笠という山車を子どもたちが引っ張るのですが、この笹山笠は地域の大人たちが手作りで作成しています。
山車は毎年2台作成されます。これは、夏の筑前木屋瀬祗園祭に関係しているそうです。
祗園祭では、地区ごとに分かれて「青山」と「赤山」という異なる山笠を引っ張るのですが、このえびす祭りでも子どもたちが地区ごとにわかれそれぞれの笹山笠を引っ張ります。
また、祗園祭は昼間は子ども、夜は大人が山笠を引くという決まりがありますが、この「子どもえびす」で頭を終えた子どもたちは、来年の祗園で大人に交じって山笠を引けるのだそうです。
木屋瀬には古くから伝わる伝統行事がたくさんありますが、一つ一つの祭事がそれぞれ意味を持ち繋がっていることも、素晴らしいことだと感じました。
今年は12月1日、2日に行われますので、ぜひ子どもたちの勇姿をご覧ください。