波止場の風
■ 時風787 ■ 2013-02-02 ■ 投稿者: yayori
皿倉山を超えた陽が奥洞海に深く沈んだあと、宵を待っていた電飾の灯が日の入りを告げる、そんなひと時を撮影しました。
水辺に向かって突き出したボードデッキと電飾の付いた手すりが、水上に浮ぶ船体の一部のようで、目前の洞海湾にゆっくりと進んでしまいそうな錯覚を受けました。
電飾を見ているうちに、目が明るさに慣れたため、周囲から人の声が聞こえるのに、姿は見えません。
気にしないでいると、その声が近づいてきて、手をつなぎ嬉しそうに通り過ぎていく、若い男女の姿が映りました。
寄り添うふたりを前に、「人生を楽しんでください」と、心がつぶやきそうでした。
このまちに吹く波止場の風は、ロマンスを運んでくれるかのようです。
水辺に向かって突き出したボードデッキと電飾の付いた手すりが、水上に浮ぶ船体の一部のようで、目前の洞海湾にゆっくりと進んでしまいそうな錯覚を受けました。
電飾を見ているうちに、目が明るさに慣れたため、周囲から人の声が聞こえるのに、姿は見えません。
気にしないでいると、その声が近づいてきて、手をつなぎ嬉しそうに通り過ぎていく、若い男女の姿が映りました。
寄り添うふたりを前に、「人生を楽しんでください」と、心がつぶやきそうでした。
このまちに吹く波止場の風は、ロマンスを運んでくれるかのようです。