北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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関門海峡めかり駅

九州最北端に位置する北九州銀行レトロラインの「関門海峡めかり駅」を撮影しました。
オレンジの街灯にかがやくクラシカルな鉄道車両が、ライトアップされた関門橋を越え、銀河に向けて旅立ちそうな雰囲気を漂わせていました。
あたりは、海峡に沿ってきれいな遊歩道が整備され、対岸のあかりが長く伸びる水際から、静かに打ち寄せる波の音が聞こえてきます。
客車をけん引するこの銀色の電気機関車は、国鉄時代の1960年(53年前)に下関・門司間で活躍するために開発され、関門トンネルの海水による塩害を防ぐため、防錆対策としてステンレスが使用されたようです。
ずっと将来、人が銀河のかなたに住む時がくるとしたなら、このまちを普通に走っていた、この車両が、宇宙別館に運ばれ、常設展示されるといいなって思いました。