休日の夕暮れを向かえた日明（ひあがり）埠頭からの眺めを撮影しました。
皿倉山を超えた陽が、雲をオレンジ色に染め、名残惜しさを残すかのように西に沈み始めました。
埠頭東側の対岸には、工場内の高い煙突やクレーンが目に入り、その先には高層ホテルが顔をのぞかせるなど、この場所特有の景色を見せてくれます。
岸壁に設置された緑色の頑丈そうなくいにつながれた船舶群も、静かにひと休みしているような印象を受けました。
やすらかに経過してゆく休日の夕刻。
このまちの都心部に近い埠頭は、たそがれ時から宵にかけて、哀愁のリズムを漂わせつつ、時を刻んでいるように見えました。