どのくらい立ち止まったのかわからず、
足は自然と、砂浜から波打ち際に向かっていました。
童心にかえってしまうひと時・・。
目の前では、沖からやってきた波がこちらに近づくにつれて、いくつもの「うねり」となり、その「うねり」が上方に高くあがると、先端部分から崩れ始め、砂浜に向かって右に崩れる波や左に崩れる波など、
崩れた後に出来る白い泡状の波が、砂浜に立つ足元に勢いよく迫ってきました。
寄せては返す波・・。
繰り返される波のリズム・・。
そんな波や砂浜に、おおきな夕陽が反射して、その雄大な姿を映し出していました。