遠くに見える夕陽が、ゆっくりと姿を隠すように沈み始めると、空は、これまで輝いていたオレンジを包み込むようにイブニングブルーが寄り添ってきました。
静かに暮れゆくひと時・・。
波打ち際のグラデーションがお披露目され、再び足が止まってしまいました。
やわらかな風とそっと打ち寄せる波。
長く伸びる砂浜。
時間を止めたくなるような、ひと時・・。
ここに来てよかった・・。
このまちの早春の砂浜は、
うねる波を観客に変え、夕陽をスポットライトにし、
来る方々すべてを、
舞台に立つ主役にさせてくださるかのようです・・。