北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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金久田橋です。竣工後約50年です。

川巡り、橋巡り、神嶽川7

上金久田橋です。見過ごしそうな橋です。
黒原橋です。住宅街に入ったところにあり、川沿いの花壇が目に付きます。
「下金久田橋」を過ぎると合流点があります。左からは足立山を源とする小さな流れで、いくつかの小さな橋は、銘板もなく橋名もわからないものばかりです。
右の流れを遡ると、小倉聾学校の脇に18番目の橋、「金久田橋」(かなくたばし、昭和40年竣工)があります。この橋から上にある橋はすべて、ながそえがわと記されています。
これにより、神嶽川はメディアドームから三郎丸付近で、川名が永添川に変わることがわかりました。小倉の市街を流れる小さな川ですが何となく歴史を感じる出来事でした。
先に進みます。黒住町の三叉路を右折すると19番目「上金久田橋」(かみかなくたばし)があります。
「金久田橋」の前後に下金久田、上金久田の名があり、金久田は地名と思われますが、良くわかりません。
「上金久田橋」を過ぎ、すぐに左の住宅街へ入ると「黒原橋」(くろばるはし、昭和49年竣工)があります。20番目の橋です。橋の名の由来は町名だと思いますが、現在の黒原はもう少し東側、足立山ふもととなります。橋のあるところは黒住町です。
私の住む町にも、旧町名を思わせるものが点在しています。橋の名前であったり、市場であったり、公園であったり、こうした歴史が忘れられつつあり、さみしく思います。