北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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ウォータフロント北九州

北九州市の海岸線の総延長距離は、政令指定都市の中で一番長いと言われています。
山と海に囲まれて、適度に都会で適度に田舎で、とても環境に恵まれた都市です。
なんたって、世界の環境首都・北九州市ですからね。
でも、私たちが子供の頃は海も川も汚かったし臭かった。
私の家のすぐ近くに洞海湾があって、若戸渡船に乗るとその臭さは異常でした。
ヘドロが何層にも沈殿し、まさに死の海と呼ぶに相応しい色と匂いです。
紫川もそうです。
当時、貸しボートがあって、デートのメッカになってましたが、とてもロマンは語れませんよね。
そんな北九州の海や川が、まさかこんなに綺麗になるなんて、誰も想像しえなかったでしょう。
公害克服なんて、大人は口にしてましたが、何十年かかってもできるわけがないと思ってました。
それが今では、写真のような青い海になるんですから、市も企業も大変な努力をしたことでしょう。
八幡東区にある北九州環境ミュージアムに行くとその歴史がわかるようになってます。
「洞海湾の魚を食べよう」という会もあるらしいです。
昔を知っている私にはちょっと無理な話しですが、魚は本当によく釣れているらしいです。
健全な心は健全な身体に宿ると言われるように、北九州市も健全な街に大変身です。