北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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到津の森公園

平成26年3月1日(土)~31(月)まで、
小倉北区にある到津の森公園で、
“ミモザ・サクラフェア”が開催されるといった内容を、
同園のホームページで知りました。
“ミモザ”って何だろう、“サクラ”の種類かなぁって、
気になりはじめて、よく読んでみると、
“ミモザ”は、オーストラリア原産、マメ科の樹木、
小さなポンポン状の黄色い花を咲かせ、
花言葉は「真実の愛」、「友情」、「秘めた恋」など、
フランスではミモザ祭りが開催され、イタリアでは、
3月8日を「ミモザの日」として、男性から女性に
日頃の感謝をこめてミモザの花を贈る習慣があるとか。
なんだか、“甘美”と“恋の芽生え”を感じさせます・・。
新しい季節の到来にふさわしい花かもしれないと、
休日に、見に行くことにしました。
スタッフの方からミモザ・サクラマップをいただき、
のんびりと歩いてゆくと、
元気いっぱいにはしゃぐ、ちびっ子達と遭遇し、
その目線の先には、
“もりもり”とエサを食べるプレーリードッグや、
“のそのそ”とガラス際に寄ってくるアライグマなどの
愛らしい姿がありました。
隣にいた、子ども達のおじいちゃんらしき方が、
「こんなふうに、ごはんいっぱいたべようね~」って、
伝える声が聞こえ、
“その通り。いっぱい食べて、マラソン走れるくらいに・・”
と、心が叫びましたが、その次の会話で、
「おじいちゃん、これ、おうちで飼いたい・・」、
やさしい表情をしたおじいちゃんらしき方は、
「ほかの動物を見に行こう!」と元気よく進み、
その方の歩く方向に首を向けると、
黄色い小さなものが、ありました。
近寄って見ると、丸いポンポンの形をしています。
三分咲きだった“ミモザ”は、
元気な動物たちや、かわいいちびっ子達と同じように、
とっても、愛らしい姿をしていました。